1960年代以前、ろう者が通訳を担っていた時期がありました。しかし、いまでは、手話通訳は聴者がするものと思われています。ところが、世界に目を向けると、通訳資格をもつろう者(CDI)が聴の手話通訳者(フィーダー)と連携して通訳する場を広げています。わが国でも、ようやく「ろう通訳」の必要性が認識され、昨年度は、東京、大阪、名古屋の3ヵ所でろう通訳シンポジウムを開催し、今年度から「ろう通訳者養成講座」を開講しました。 しかし、大学のように体系だった養成の場はなく、公的な資格制度もありません。今回、「ろう通訳」の必要性について、みんなで考えてみませんか。
*音声日本語への通訳がつきます。
日時:2016年1月24日(日)12:30-16:30(受付12:00~)
*昼食をすませてからお越しください
会場:愛媛大学・南加記念ホール
会費:1,500円(一般)
*事前申込は不要です。当日、会場に直接お越しください。
*NPO法人手話教師センター会員、同サポーター、学生の方は1,000円です。会員証・サポーター証・学生証等を提示してください。
*愛媛大学の学生は無料です。(受付にて愛媛大学の学生証を提示してください。)
定員:230名
基調講演 「ろう通訳者の将来を考える」 野口岳史
報告1 「CITやWASLI等にみるろう通訳者とフィーダーについて」 前川和美
報告2 「ろう通訳訓練生を通して考えたこと」 馬場博史
報告3 「海外のろう通訳者をみて思ったこと/日本に提言・期待したいこと」 相良啓子
報告4 「Non-Deaf interpreter(聴の手話通訳者)の立場から」 飯泉菜穂子
NPO法人手話教師センター
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