*映画のスクリプトを事前にお送りします。必要な方はご連絡ください。
Email griefsetagaya@yahoo.co.jp
「津波を思い出すのは怖いけど、震災を忘れるのはもっと怖い。
当時の大変さや命の大切さを伝えていかなきゃいけない」
(雄勝小学校五年生のことば)
震災前、人口4300人だった宮城県石巻市雄勝は人口流出が続き、今はおよそ1000人。その雄勝で一人の小学校教諭が全国ではじめて「復興教育」に取り組みました。それは子どもたちが震災体験と向き合い、未来に向かって生きる力を取り戻すことを目指した実践でした。映画「ぼくたちわたしたちが考える復興 夢を乗せて」はこの取組みを記録したものです。上映後、本映画の監修を務めた徳水博志さん(元雄勝小学校教諭)、そして雄勝町にて民営公民館を運営している雄勝まちづくり協会より畑山千鶴さんをゲストに迎え、地域社会がどのように子どもたちの心のケアにかかわることができるのか、ともに考える機会にしたいと思います。
日時 2015年12月12日(土)午後2時~4時半(開場午後1時半)
場所 世田谷区立桜小学校 さくらホール(世田谷区世田谷2丁目4−15、東急世田谷線「上町」駅から徒歩1分)
参加費 500円(介助者無料・手話通訳・ノートテイクつき)
*スリッパの用意をお願いします。
*雄勝小の子どもたちが共同制作した、巨大木版画の作品「希望の船」を会場に展示します。
*インドの子どもたちが被災地の子どもたちに思いをはせて描いた「鶴のTシャツ」展も同時開催。
お申し込み・お問い合せ
Tel 03-6453-4925, Email griefsetagaya@yahoo.co.jp
プログラム
第一部 上映会「ぼくたちわたしたちが考える復興 夢を乗せて」石巻市立雄勝小学校震災2年目の実践
[あらすじ]2011年3月、東日本大震災により大きな被害を受けた石巻市雄勝。慣れ親しんだ校舎と自宅を失った雄勝小学校の子どもたちは、震災後、2年間飯野川地区の河北中学校を間借りし、授業を受けていた。「ふるさとを復興させようと頑張る大人の姿こそが、子どもたちに希望を与える」--2011年9月全国初の「復興教育」の試みが始まった。この授業を通して、子どもたちは、「被災」という辛い記憶と向き合い、あるべき復興の姿を考えていった。やがて、子どもたちは自分たちが想い、考えたことを木版画に表現し、幅180㎝、高さ90㎝にもおよぶ大きな作品を共同作業で作り出した。その版画に彫られたのは「希望の船」と呼ばれる、美しい家族や町の未来だった。この映画は、「希望の船」が完成するまでの子どもたちと教師の実践を追った1年間のドキュメンタリーである。
2013年/日本/60分/
製作:一般財団法人日本児童教育振興財団
撮影:グループ現代
監修・授業指導:徳水博志
協力:2012年度雄勝小学校5年生のみなさん/OHガッツ/雄勝地区震災復興まちづくり協議会/他
第二部
徳水博志さん(元雄勝小学校教諭)と畑山千鶴さん(雄勝まちづくり協会)によるトーク。
「公益信託 世田谷まちづくりファンド」の助成を受けています。
主催 一般社団法人グリーフサポートせたがや
協力 世田谷区立桜小学校、NPO法人雄勝まちづくり協会、一般社団法人雄勝花物語
後援 世田谷区、世田谷区教育委員会
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