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イベントEVENT

2025年3月19〜30日 東京都 / 情報提供者: 劇団銅鑼 平野真弓

劇団銅鑼公演No.61『わたしの紅皿』

2025 年、日本は戦後 80 年目の年を迎えます。

戦争の爪痕がまだ残る 1954 年から始まった西日本新聞社の女性投稿欄「紅皿」の約 10 年間の投稿のうち、

若き女性編集者が選んだ戦争に関する言葉が書かれた 42 編が収 録された書籍『戦争とおはぎとグリンピース』。

「紅皿」の投稿には市井の人々に降りかかった戦争の理不尽さ、そして時代は高度経済成長期に入り、

急激に 変化する時代の喜びや不安を受け止めるかのように声を発する女性たちのリアルな生活がありました。

投稿されたリアルな生活の一コマ一コマに演劇として息を吹き込み、戦争にまつわる経験が、どのようにし て、体験談から物語へ変化していくのか。

演出は、第 30 回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞の五戸真理枝さん。 演出の他、戯曲や童話の執筆も手掛けており、今回は脚本も五戸さん書下ろしとなります。

久しぶりの銅鑼アトリエでの本公演です。どうぞご期待ください。



劇団銅鑼公演No.61『わたしの紅皿』
(「戦争とおはぎとグリンピース」婦人の新聞投稿欄「紅皿」集 西日本新聞社刊より)
作・演出:五戸真理枝
〈戦争の爪痕がまだ残る1954年から始まった新聞の女性投稿欄「紅皿」そこには戦争に翻弄された家族を守る人たちの姿がありました。〉

【ものがたり】
復員してまもない夫と結ばれ八年になる私は、自分たちの生活はいたって幸福だと感じております。ただ、私の悲しみは子供のいないこと。
夫は戦後九年を迎えようとしている今も、深夜になると身震いし、私を揺り起こすのです。
夜の闇とともに蘇る戦争の恐怖。夫の頭からこの恐怖が消える日は来るのでしょうか。
私は夫の悲しみとともに生きていく覚悟のために、新聞の女性投稿欄「紅皿」に投稿しました。
自分の書いた文章が新聞に掲載された時は、心がパーッと、花火のように燃え上がるほどドキドキし、私の命が明るく照らされる思いがしました。
その日から、私は夫と一緒に紅皿の記事を読み、記事について話をするのが日課になりました‥‥‥。


キャスト/谷田川さほ 館野元彦 竹内奈緒子 久保田勝彦 野内貴之 福井夏紀 宮崎愛美(崎は立) 齊藤美香 伊藤大輝 中山裕斗

日程/2025年3月19日(水)〜30日(日)
タブレット字幕/25日(火)14時と19時開演の回
字幕ガイド/舞台ナビLAMP

音声ガイド日/21日(金)22日(土)29日(土)30日(日)の14時開演の回
音声ガイド者/佐藤響子
車椅子、補助犬を伴ってのご観劇はチケット申込の際、お申し付けください。

会場/銅鑼アトリエ(東武東上線「上板橋駅」北口より徒歩10分)
チケット発売日 1月20日(月)10時から
チケット料金(消費税込)
一般/5,000円 30歳以下/4,000円 板橋区民割引/4,500円
高校生以下/1,500円
付添人が必要な場合のみ、付添人1名様無料。

「わたしの紅皿」公式ホームページ http://www.gekidandora.com/watasi_-no_benizara/

【お申し込み方向】
お申込先 
担当:平野  hirano@gekidandora.com  事務所 FAX:03-3937-1103 TEL:03-3937-1103
お名前、お申込み日時、金種、枚数、連絡先、
ご記入の上、メールまたはファックスでお申込みください。お電話でも承ります。
チケットは当日受付で代金と引き換えにお渡しします。
上演時間は今のところ2時間以内を予定しております。
ほか、ご不明な点などありましあら、ご一報ください。

お申込み、お待ちしております。

平野
劇団銅鑼