東京都美術館× 東京藝術大学 とびらプロジェクト オープン・レクチャーVol.15
ろう者・難聴者・聴者がいっしょに「 」
Museum Start あいうえの「みるラボ」2年間の取り組みから
東京都美術館×東京藝術大学「とびらプロジェクト」のアート・コミュニケータ(とびラー)には、多様な世代、職業背景、さまざまな関心を持った方が関わっています。現在活動中のメンバーにはろう者、難聴者、全盲の方などもおり、常に対話しながら、一緒にできることを模索しつづけています。
今回のオープン・レクチャーでは、とびらプロジェクトと連動する「Museum Startあいうえの」(https://museum-start.jp/)で2年にわたって取り組んできた「みるラボ」に注目します。「みるラボ」(https://museum-start.jp/report/detail/TpE6YJgO)では、さまざまな「きこえ」の状況にあるティーン世代の参加者とアート・コミュニケータ(とびラー)が一緒に作品を鑑賞し、手話、口話、筆談、通訳、身体表現などの手段を通して「伝える、共有する」ことへの試行錯誤を重ねてきました。
ろう者、難聴者の生活から生まれた「ろう文化」と、聴者(聞こえる人)の文化は、思いもよらない形で異なり、また共通するところもあります。作品や他者の表現を受け取ったり、自分とは異なる相手に伝えたりするためには、様々な対話のかたちが必要です。異なる生活文化にいる人と協働するとき、どのような工夫や考え方が大切になるでしょうか?
「みるラボ」のプログラムパートナーである南雲麻衣さん(ダンサー / 俳優 / アーティスト)や、手話表現の芸術性に注目してきた森田明さん(学校法人 明晴学園 教頭 / NHK Eテレ「みんなの手話」講師 / NHK Eテレ「手話で楽しむみんなのテレビ」手話演者)、二人のろう者のお話も伺いながら、美術館だからこそ生まれる関わり方、コミュニティとして様々なひとびとがともに取り組めることについて考えていきます。
東京都美術館と東京藝術大学と市民が連携する「とびらプロジェクト」では、美術館をはじめとした文化施設の社会的役割に注目し、さまざまな活動に取り組んできました。この活動から生まれた関心や、私たちが目指す社会の姿について、広く一般の方々と考える機会を設けたいと考え、「とびらプロジェクト オープン・レクチャー」を開催しています。(過去のアーカイブはこちら https://tobira-project.info/archive-ol14/)
【 登壇者 】
森田 明(もりた・あきら)
学校法人 明晴学園 教頭 / NHK Eテレ「みんなの手話」講師 NHK Eテレ「手話で楽しむみんなのテレビ」手話演者
南雲 麻衣(なぐも・まい)
ダンサー / 俳優 / アーティスト
石丸 郁乃(いしまる・いくの)
東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助手 / Museum Start あいうえの プログラムオフィサー
小牟田 悠介(こむた・ゆうすけ)
東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 特任助教 / とびらプロジェクト / Museum Start あいうえの /
Creative Ageing ずっとび プロジェクトマネジャー
熊谷 香寿美(くまがい・かずみ)
東京都美術館 学芸員 アート・コミュニケーション係長
とびらプロジェクト / Museum Start あいうえの /
Creative Ageing ずっとび プロジェクトマネジャー
【 開催概要 】
日時|2024年11月17日(日)13:00~17:00(受付開始12:30)
会場|東京都美術館 講堂
定員|220名(事前申込制、先着順)
参加費|無料
その他|手話通訳、日本語字幕
主催|東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト
申込方法|とびらプロジェクトWebサイトより申込(定員に達し次第受付終了)
https://tobira-project.info/openlecture15
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東京都美術館×東京藝術大学 とびらプロジェクト
https://tobira-project.info/
イベントEVENT
2024年11月17日 東京都 / 情報提供者: 東京都美術館 工藤阿貴 様
ろう者・難聴者・聴者がいっしょに「 」
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