新国立劇場で12月に上演される演劇『白衛軍』で、目や耳に障がいのあるお客さまへの観劇サポートをご提供いたします。
目や耳に障がいのあるお客様にも舞台を楽しんでいただきたいという想いから、劇場スタッフが一丸となって観劇サポートに取り組んでいます。
新国立劇場の観劇サポートをぜひご利用ください。
*目に障がいのあるお客様向け (開演前舞台説明会&リアルタイム音声ガイド)
12月15日(日) 13:00開演 (受付時間 11:00~11:30)
12月17日(火) 14:00開演 (受付時間 12:00~12:30)
*耳に障がいのあるお客様向け (ポータブル字幕機の貸し出し)
12月14日(土) 13:00開演 (受付時間 12:30~公演終了)
12月17日(火) 14:00開演 (受付時間 13:30~公演終了)
・サポートは無料。要予約、定員あり。チケットも同時にお申し込みいただけます。
・観劇サポート公演以外の公演日程につきましては、公演サイトをご覧ください。
~「白衛軍」公演のご紹介~
1918年、革命直後のウクライナを舞台に時代に翻弄される人々を描く__
二十世紀ロシアを代表する作家、ブルガーコフ。その人生の道のりは平穏ではありませんでした。作家としての評価も毀誉褒貶が激しく、まさに時代に翻弄された一生と言えるでしょう。体を蝕む病魔との闘いも相俟って、48年9か月の時間に燃焼し尽された彼の生涯は、ソヴィエトという国家に生きた芸術家として、永遠に記憶されるべきものです。
その彼の代表作といえる戯曲を上演することは、まさに時宜を得た公演となります。『白衛軍』は1924年、小説として初めて発表され、1926年に作家自身が戯曲『トゥルビン家の日々』としてモスクワ芸術座で上演。「第二の『かもめ』」と評され成功を収めます。今回は、それを元に2010年に英国のナショナル・シアターで上演されたアプトン版に基づいて上演いたします。
〈ものがたり〉
革命によりロシア帝政が崩壊した翌年──1918年、ウクライナの首都キーウ。革命に抗う「白衛軍」、キーウでのソヴィエト政権樹立を目指す「ボリシェヴィキ」、そしてウクライナ独立を宣言したウクライナ人民共和国勢力「ペトリューラ軍」の三つ巴の戦いの場となっていた。
白衛軍側のトゥルビン家には、友人の将校らが集い、時に歌ったり、酒を酌み交わしたり...この崩れゆく世界の中でも日常を保とうとしていた。しかし、白衛軍を支援していたドイツ軍によるウクライナ傀儡政権の元首ゲトマンがドイツに逃亡し、白衛軍は危機的状況に陥る。トゥルビン家の人々の運命は歴史の大きなうねりにのみ込まれていく......。
【作】ミハイル・ブルガーコフ
【英語台本】アンドリュー・アプトン
【翻訳】小田島創志
【演出】上村聡史
【キャスト】村井良大 前田亜季 上山竜治 ほか
【会場】新国立劇場 中劇場
【チケット料金】
S席 7,040円(8,800円) / A席 5,280円(6,600円) / B席 2,640円(3,300円)
●表記価格は、障がい者割引適用価格です。障害者手帳等をお持ちのご本人は20%割引になります(税込。カッコ内は定価)。
●第1種の手帳等をお持ちの方は、お付き添い1名様のチケットが無料になります。
【チケットのご購入・お問合せ・詳細】
・10月12日(土)10時より、お申し込み開始いたします。次のリンクからお申し込みください。
https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_028437.html
【Eメール・FAX・お電話でもご相談を承ります】
Eメールから opera09@nntt.jac.go.jp
Faxから 03-5352-5744
電話から 03-5352-9999(10:00~18:00・新国立劇場ボックスオフィス)
【新国立劇場の観劇サポート全体のご紹介はこちら】
https://www.nntt.jac.go.jp/guide/accessibility/
イベントEVENT
他の情報を探す
掲載記事募集中!
あなたも、しかく掲示板に「お知らせ」や「イベント情報」を載せてみませんか?
ろう者や聴覚障害、手話などに関する内容であればOKです。費用は一切かかりません!