令和4年度江戸川区高次脳機能障害普及啓発講演会では、専門医による基調講演と当事者によるシンポジウムを実施します。
高次脳機能障害とは、脳卒中などの病気や事故などで、脳の一部が損傷を受けた時、身体のまひや視聴覚の障害とは別に、思考・記憶・行為・言語・注意などの、脳の高度で複雑な機能が低下した状態をいいます。これらの後遺症は、重複していることが多く症状の重なり方によって一人ひとり障害の状態は異なります。また、症状は慣れた環境や作業においては軽減し疲労してくると増大するなど、時間や状況により著しく変化します。そのため、高次脳機能障害を持つ人のための環境調整や周囲の障害理解が必要不可欠といわれています。
今回は、長年にわたり、高次脳機能障害を持つ方と共に生きる為の地域基盤を作り続けてこられた長谷川幹医師による基調講演を行います。そして近年、高次脳機能障害者同士で支えあうことの重要性が語られ始めていることから、後半のシンポジウムでは既につながりあいピアサポート活動を実践している当事者たちの声を届けます。
高次脳機能障害について学び、「ピアサポート」の魅力を知ることで、当事者と共に活動し、共に働くことについて考えてみませんか?
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