新国立劇場で11月に上演される演劇『イロアセル』で、耳や目に障害のあるお客さまへの観劇サポートをご提供いたします。
目や耳に障害のあるお客様にも舞台を楽しんでいただきたいという想いから、劇場スタッフが一丸となって観劇サポートに取り組んでいます。
新国立劇場の観劇サポートをぜひご利用ください。
※耳に障害のあるお客様向け (手持ち型ポータブル字幕機の貸出)
11月23日(火・祝) 13:00開演 (受付開始 12:15)
※目に障害のあるお客様向け (開演前舞台説明会&リアルタイム音声ガイド)
11月21日(日) 13:00開演 (受付開始 11:00~11:30)
11月27日(土) 13:00開演 (受付開始 11:00~11:30)
~「イロアセル」公演のご紹介~
小川絵梨子芸術監督が、その就任とともに打ち出した支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。その第四弾としてお贈りするのは、2011年10月に倉持裕が新国立劇場に書き下ろした『イロアセル』。演出に作者でもある倉持裕自身を迎え、20年10月より公募を開始、11月末から約3週間をかけて開催したオーディションを経て、10名の出演者が決定しました。ネット社会やコロナ禍において、対面を必要とせず、言葉だけに頼るコミュニケーションツールが発達、増加した現代に、日常における対話や発言の在り方を、今改めて問いかける作品です。
~ものがたり~
海に浮かぶ、とある小さな島。その島民たちの言葉にはそれぞれ異なる固有の色がついている。言葉の色を可視化できる機械を装着することを強いられた島民たちは、いつ、どこで発言しても、その色によって誰の言葉なのかが、島のどこにいても特定されてしまう。そのため、彼らはいつも慎重に発言し、決してウソをつかない。ウソをつけない。
ある日丘の上に檻が設置され、島の外から囚人と看守がやって来る。彼らの言葉には色がない。発言が特定されることもない。そして、彼らの前で話す時だけは、島民たちの言葉も色がなくなることが判明する。
やがて島民が次々と面会に来て、打ち明け話をしていく。これまで隠し続けてきた島民たちの本心が徐々に明かされていく......。
【作・演出】倉持 裕
【キャスト】
伊藤正之、東風万智子、高木 稟、永岡 佑、永田 凜
西ノ園達大、箱田暁史、福原稚菜、山崎清介、山下容莉枝
【会場】 新国立劇場 小劇場(京王新線初台駅直結)
【主催】 新国立劇場
【チケット料金】A席:6,160円/B席:2,640円
※障害者手帳等をお持ちのご本人は、上記の障害者割引料金(定価の20%割引)になります。
※また、第一種の手帳をお持ちの方は、お付き添い1名様のチケットが無料になります。
【公演期間】11月11日~28日
※この期間のに上演する公演の内、
11月23日(火・祝)13:00開演の公演で耳に障害のあるお客様向けの観劇サポート、
11月21日(日)13:00開演と11月27日(土)13:00開演の公演で目に障害があるお客様向けの観劇サポートを実施します。
【お申込み・お問合せ・詳細】
※次のリンク先をご覧ください。
https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_020986.html
【Eメール・FAX・お電話でもご相談を承ります】
Eメールから opera09@nntt.jac.go.jp
Faxから 03-5352-5744
電話から 03-5352-9999(10:00~18:00・新国立劇場ボックスオフィス)
【新国立劇場の観劇サポート全体のご紹介はこちら】
https://www.nntt.jac.go.jp/guide/accessibility/
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