「モノクローム 描くこと」*出展作家・西岡弘治さんの作品の魅力を、ドローイングの公開制作とトークでご紹介します。
西岡さんの作品の魅力は、音楽のように揺らいでつながる線や記号と、画面全体にただようおおらかさにあります。西岡さんが、楽譜のちいさなオタマジャクシ(音符)を丁寧に描きうつす様子は、おだやかなひと時をつくりだします。ぜひ展示室で、西岡さんのペン先から、みえる、きこえる音の調べをお楽しみください。公開制作の後には、西岡さんを子どもの頃から見守ってこられた「コーナスのお母さん」こと、アトリエコーナス代表理事の白岩高子さん(※)にお話を伺います。
※展覧会「モノクローム 描くこと」ウェブサイト:https://inclusion-art.jp/s/monochrome
※白岩高子さんの「高」は「はしごだか」
<作家プロフィール>
西岡弘治(NISHIOKA Koji) 1970‐
大阪府生まれ。2005年に開設したアトリエコーナス(大阪府)の初期メンバー。施設にピアノと楽譜が寄贈されたことをきっかけに、線が独特の揺らぎをもって近づいたり離れたり、描き重ねられて太くなったりする情感豊かな楽譜の模写を始めた。子どもの頃に親しんだクラシックやアニメソングの記憶を反芻するかのように、お気に入りの楽譜を描き続けている。主な出展歴に、2015年「Art Brut Live, abcd collection」DOX Centre for Contemporary Art(チェコ共和国)がある他、abcd財団(フランス)などに作品が収蔵されている。
<イベント概要>
日時:2023年7月28日(金)
公開制作|18時30分-19時00分 トーク|19時15分-20時00分(手話通訳付き)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2
公開制作:西岡弘治(「モノクローム 描くこと」出展作家)
イベントEVENT
2023年7月28日 東京都 / 情報提供者: 東京都渋谷公園通りギャラリー 様
「おんがくが みえる、きこえる絵とその物語」
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