サインアイオー いつでもどこでも手話を学べる

しかくタイムズで情報発信してみませんか?

あなたもしかくタイムズへ「イベント情報」や「お知らせ」を掲載してみませんか?

掲載依頼はこちらから

広告募集中

広告募集しています。詳しくはこちら

スタッフ募集中

現在、しかくのスタッフ募集中!
一緒にわいわい出来る熱い人を募集しています。

イベントEVENT

2020年1月5日〜4月5日 東京都 / 情報提供者: エル・システマジャパン

ベートーヴェンの『第九』で、一緒に舞台に乗りませんか?

来年の4月に、手話言語を使っている方々と、ぜひ一緒に大舞台に乗りたいと思います。

第九は、200年に渡って世界の歴史的局面で演奏され、聴者をずっとひきつけてきた曲です。クラシック音楽なので、普段は聞かない人も多いですが、とても有名です。交響曲の中でもめずらしく最後の楽章に合唱がついており、楽器が弾けなくても、歌詞の持つ世界を通して、多くの人が参加しやすいのです。“1万人の第九”と呼ばれるコンサートも年末に披露されているくらい、一般的に、舞台いっぱいに人が集まって歌います。

第九は、シラーというフランス革命の頃の詩人の詩が、先にありました。その詩にはその後、多くのメロディが作られ、そして酒場でも歌われる大衆歌にもなりました。なんとベートーヴェンは、この詩が生まれてから30年も自分の中で温め、すでに自分が聞こえなくなっていた晩年に、曲をつけたのです。

人間愛や世界の平和を願った希望の歌です。ただ曲は長く、どちらかといえば難解で、その雰囲気は重厚、崇高・・・。そしてフィナーレを飾る4楽章でようやく合唱「歓喜の歌」が来るのです。それはどういうことでしょう。ベートーヴェンは、詩で感じたことを“音”に表わした人(作曲家)ですが、そこを解き明かすべく、私たちも、第4楽章の詩の世界を“身体”で表現していきませんか。

曲は有名でも、ドイツ語で忠実に歌われることが多いため、この「歓喜の歌」の歌詞の意味を分かっている人は実際には多くありません。よって日本の手話で表すことには、とても意味があります。何より、第九をより力強いものにするために、いろいろな表現が必要だと考えます。そして、一緒に舞台に乗る、手話言語を使う子どもたちの表現活動への励みにもなるでしょう。普段の練習からリハーサル、本番と、終盤なって大勢の人が加わるにつれて、これまでに感じたことのない、広がりのある世界を体験できると思います。ぜひ、長く受け継がれてきたこの曲に、一緒に挑戦しませんか。ご参加をお待ちしています!

【練習日】 
 日曜日。時間は午後2時から、または午前9時半から2時間です。

・1月5、12、19日
・2月2(午前)、9(午前)、16、23日
・3月1、8、15、22、29日
・リハーサル 4月2日(夕方〜夜)(3日)
・ 本番 4月4日   
・ (交流会4月5日)
 
【練習・発表会場】 
 東京芸術劇場(池袋駅徒歩2分) 練習のお部屋はご連絡いただいたのち、お知らせします。
 「世界子ども音楽祭2020 in 東京」2日目(4月4日)での披露
http://www.elsistemajapan.org/2020

【参加費・出演費】  
 無料。
 コンサートでのTシャツ代がかかります。
 
【申し込み先】
「第九」と書いて、お名前、年齢、連絡先を下記までお送りください。
ご質問やご見学をご希望の方は、ご連絡ください。
whc@elsistemajapan.org (担当:菊川、箱崎)

【主催】 
一般社団法人エル・システマジャパン:希望すればどんな子どもたちも参加できるよう、子どもたちのオーケストラやコーラス活動をしている音楽団体です。誰でも参加できるように、参加費は無料にしています。東京では「東京ホワイトハンドコーラス」という活動をしており、聞こえない・聞こえにくい子、見えない・見えにくい子が参加しています。“手話歌”ではない、その先のものを目指しています。
 指導者:ソプラノ歌手 コロンえりか/ 日本ろう者劇団顧問 井崎哲也/ 児童合唱指揮者 古橋富士雄、佐々木庸子