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イベントEVENT

2019年12月16日 東京都 / 情報提供者: 坊農真弓

スウェーデン手話コーパスワークショップ

みなさま

この度,国立情報学研究所坊農研究室はストックホルム大学ヨハナ・メッチ教授をお迎えし,「手話コーパスワークショップ」を開催することとなりました.

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手話コーパスワークショップ

日程:2019年12月16日(月)
開場:18:30
講演:19:00-20:30
演題:スウェーデン手話コーパスの設計
講師:ヨハナ・メッチ(ストックホルム大学)
言語:国際手話(日本手話通訳,日本語通訳が入ります)(講演スライドは英語)
場所:国立情報学研究所12階会議室1208/1210室(〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
参加費:無料
事前参加申し込み:要(お座席に限りがありますので,事前参加申し込みをお願いします.末尾参照)
URL: http://research.nii.ac.jp/~bono/ja/event/20191216.html
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プログラム:
19:00-19:10 開会のことば (坊農真弓,国立情報学研究所・総合研究大学院大学)
19:10-20:10 講演(60分)
20:10-20:25 質疑応答
20:25-20:30 閉会のことば(坊農真弓)

演題:スウェーデン手話コーパスの設計
講師:ヨハナ・メッチ(ストックホルム大学)
要旨:
ストックホルム大学では,2003年からスウェーデン手話(以下,SSL)コーパスの構築が進められている(ECHO project 2003–2004; the Swedish Sign Language Corpus project 2009–2011; tactile SSL corpus 2013; learner corpus 2017–2019).これらすべてのコーパスプロジェクトは,さまざまな資料に支えられている.資料とは,映像データやそれに付与されたアノテーションデータなどである.近年の手話言語研究は,アノテーションが施されたコーパスと実証的なデータを頻繁に用いるようになってきた.その中で,計算言語学や言語処理技術との相互作用は,手話言語分析と合理的なアノテーションのデザインとその付与にとって,ますます重要な役割を担っている.例えばアノテーション付きの映像ファイルのストリーミングサービスのような技術的な解決策は,学術的あるいはその他の目的のために手話の素材を利用できるようにする際に役に立つ.またさらに,データを個人的なものとして強く制限するかオープンアクセスとするかは,手話研究において依然として論点となっている.

2019年10月時点で,(メインの)SSLコーパスにはおよそ136,000の手話トークンが含まれ(コーパスの73%はグロスがアノテーションされている),発話単位のタグ付けも施されている.より大きな構成素を示す追加的なアノテーションもSSLコーパスの6%で利用可能である.本プロジェクトにおいて,学生と教員はSSLの検索,分析,議論,アノテーションにELANを使っており,研究ではなく教育や学習をも目的としている.アノテーション作業は,研究,手話文法の記述,そして教育との足並みを揃える必要がある.このために,プロジェクトの目標は以下のとおりである.
a) 使いやすいやり方で,IDグロスや統制された語彙の使用といった,アノテーション手法の発展と技術的課題に取り組むこと
b) 実験的および自然発生的な会話の両方からデータ収集を続け,より多く,より多様な研究材料を得て,継続的な辞書構築を可能にすること
c) グロス,翻訳,発話単位,マウジングおよび構文(例えば,動詞的あるいは名詞的な述部をとおして表現される統語的集まりとしての文や節の構造)について,既存および新規データにアノテーションを施すこと
d) インターネットなどのインフラをつうじてコーパスを一般に利用可能にすること

また,スウェーデン手話の辞書学的研究が1988年にストックホルム大学で開始され,2001年には初めてのオンライン辞書が完成した.そして「スウェーデン手話辞書(Svenskt teckenspråkslexikon)」が2008年に作られ,その後も開発が進められている.現在,およそ18,633の手話の見出し語と4,561の例文が収録されている(2019年5月時点).

略歴:
ヨハナ・メッチはスウェーデンのストックホルム大学言語学部手話部門において手話を専門とする教授である.1998年に手話言語学の博士号を取得している.博士論文では四手手話もしくは触手話と呼ばれるコミュニケーションにおいて順番交替がいかに行われているかを明らかにしている.主な発見として,盲ろう者は円滑な相互行為において,「話す」順番を素早く変更するために,発信側の手と受信側の手のパターンを交替させていることを明らかにした.本研究は盲ろう者の相互行為に新しい知見を与え,盲ろう者のコミュニケーション研究に「言語的順番」を明確に導くことになった.その後20年間に渡り,スウェーデン手話(学習者コーパス,触手話コーパス含む)の手話言語学,コーパス構築に焦点を当てている.

本講演会は以下の科学研究費助成事業の支援を受けています.
・基盤研究A「手話翻訳システム構築を目指した手話対話における文単位の認定」(研究代表者:坊農真弓)

参加される方は以下のメールアドレスに参加申し込みを送ってください.
(件名を『手話コーパスワークショップ参加申し込み』としてください)
送付先:bono-sec (a) nii.ac.jp
       (a)を@に置き換えてください
締め切り:2019年12月11日(水)

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