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2018年7月30日 東京都 / 情報提供者: 綾屋紗月

日常への帰還―宇宙飛行士とアスリートの当事者研究

~宇宙飛行士とアスリート(スポーツ選手)の当事者研究ってどういうこと?~
一見、華々しくて私たちとは関係ない、
遠い世界の人々のように感じてしまうけれど、
実は人間の能力の限界まで出し切ることを求められ、
究極まで追いつめられた彼らには
障害者の私たちと同じような、
心や身体に大きな傷を背負ってしまう人たちも
少なくないそうです。

遠くて近い仲間の話、ちょっと聞きに行ってみませんか?
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【日常への帰還―宇宙飛行士とアスリートの当事者研究】

日時:2018年7月30日(月) 13:30~17:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター3号館南棟1階ENEOSホール

参加申込:参加希望の方は下記のフォームから必要事項を記入の上送信ください。
https://goo.gl/forms/zKhjxzaC6S6N0I8B3

または「氏名」「連絡先」「所属」を記入し、FAXまたはメールにてお申込ください。
FAX:03-5452-5123
Email:info@touken.org

情報保障:手話通訳・パソコン通訳付
(そのほか、必要な配慮に関しては下記の問い合わせ先までご相談ください)
問い合わせ先:東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野熊谷研究室
Email: info@touken.org

趣旨:
2020年のオリンピック・パラリンピックを前に、障害者コミュニティの中では、
「これを機会に様々な領域でバリアフリーが進むのではないか」という期待と、
「能力のある障害者がスポットライトを浴びることで、一般の障害者との間に
格差を突きつけられ、むしろ、障害者の能力主義的な格差が助長されるのではないか」
という懸念との間で、葛藤が生じているように思われる。

オリンピック・パラリンピックは能力主義が先鋭化する舞台であり、
その能力主義こそが、社会の中で障害者を苦しめてきたものであるという事実を
振り返るとき、この点に関して様々な観点からの検討が必要である。
過剰な能力主義は、ほかならぬトップアスリートにも影響を与える。
能力主義や競争原理の中で心身を消耗し、現役を引退した後、あるいは
故障などで一線を退いた後に、新しい人生の目標を再構築し、
「平凡な日常」に着地点を見出すことに困難を抱えている。
成績向上やメダル獲得という短期的視野だけではなく、長期的かつ全人的な
アスリートのサポートが重要である。

また、宇宙飛行士が宇宙から帰還した後に直面する、日常生活における
心理的・身体的な困りごとは多岐にわたり、その中には、国家の威信を背負って
孤独に邁進してきたアスリートが、日常に復帰する際に直面する困難とも相通じる部分がある。
以上のような問題意識を背景にして、本シンポジウムでは、国家的ミッションや
巨大な資本を背負いつつ、極限的な状況に身を置くことになった人々にとって、
いかに「日常への帰還」が困難なものになるのか、そして、彼らにとって必要な
全人的なサポートとは何なのか、について考えたい。